クレジットカードで支払いをすると、手元に現金がなくても簡単に買い物ができてしまいます。とても便利なクレジットカードですが、うっかりすると月の支払額が予算を大きく超えてしまっていることもありますよね(-_-;)
そのような時に利用できる便利なサービスがリボルビング払い、つまりリボ払いです☆リボ払いとはどのような特徴があるのか、その内容と利用時の注意点をご紹介します♪
リボルビング払いとは何か
リボ払いとは、クレジットカードにある支払い方式の中の一つです。一括払い、分割払い、リボ払い・・・利用者は自由に選ぶことができます。
リボ払いの特徴は、毎月の支払額を一定に出来るという点です。
つまり、クレジットカードで予想以上に支払額が多くなってしまった場合でも、月々の支払いを一定にすることができるので、家計を圧迫することなく支払うことが可能になるということです(^_-)-☆
この支払形式にしておくと、月々のクレジットカードの利用額に応じて、毎月支払額が変動することはありません。
ですから、つい使いすぎてしまった場合でも、その分が引き落としになるわけではないので、上手に利用すれば一定額の支払いを毎月の予算として取り分け、安定した返済ができるようになるのです☆
一定額は、あらかじめ決められている支払い残高のランクに応じて決まりますので、利用者によって異なります。
自分の経済状態が把握しにくくなる
リボ払いは、毎月の支払額が一定に出来るため計画的に利用することで他の支払いに影響を与えることなく予算が決められます。
しかし、その一方でいくら残高が残っているのかわかりにくくなりがちです(;・∀・)
毎月一定額の支払いが続いていると、いくら買い物をしても自分のお金がそれだけ減っているという感覚を失いやすいですよね・・・。高額な商品でも毎月の支払額が変わらないと安易に購入を決定してしまうことも・・・。
もちろん支払いは毎月一定とはいえそれだけ支出が増えているわけですから、把握できていないということは自分の経済力自体を見失ってしまっていることになります(;^ω^)この状態に陥ると、金銭感覚が麻痺してよい経済状態を維持することが非常に難しくなってしまいます。
こうした感覚をそのままにしておくと、消費者金融やキャッシングなどで安易な借り入れをしてしまうことにもつながりかねません!!!ですから、リボ払いを利用する際には特に意識して自分の本当の経済状態を把握しなければなりません。
手数料が発生する
毎月の返済額のほかに、手数料も発生します。手数料が発生したまま毎月長期間の返済をしていると、当然利用額以上のお金を支払うことになります。
毎月の支払額は一定でも、長期間にわたる返済でいつ終了するのかもわからないまま支払いを続けているということに・・・。そうすると、実際の使用額をはるかに超える手数料を支払っていることにもなりかねません。
こうなると、せっかく便利なリボ払いもかえって自分にとってはデメリットの多いサービスとなってしまうでしょう。
こうしたリボ払いにありがちな落とし穴を避けるために、リボ払いを申し込む際には条件面にもよく目を通しておきましょう(-_-メ)
仕組みや支払い要件をよく理解してから申し込むこと、で計画的な利用ができるように守られます。リボ払いに関する利用案内や規約には、そのクレジットカードのリボ払いに関する詳細な情報が載せられています。各クレジットカードの会社でその内容も異なりますので、カードごとにしっかり把握しておきましょう。
当然、こうした確認はリボ払いを利用する前にしておくべきです。もし不明点があればそのままにせず、クレジットカード会社に問い合わせるなどしてしっかりと理解できるようにしておきましょう(^_-)-☆
使いすぎてしまいがちなケース
リボ払いも計画的に利用しないなら、かえって家計を圧迫しかねません!
とはいえ、様々な買い物のシーンでリボ払いにすることによってポイントが優遇されるなどの特典が多いことも確かです。ポイントが3倍とか5倍とか言われると、ついついリボ払いにしたくなる気持ちもありますよね・・・( ノД`)
しかし、そのような時にこそ一度冷静になって、自分お支払い能力を考えても無理のない返済となるのかを考えましょう。
リボ払いで買い物をする際のメリットだけに目を留めずに、その後数か月、あるいは数年にわたる返済についてよく考えることが必要です!こうした注意をせずに安易に買い物を続けると、支払いの終期が伸びたり毎月の支払額が増えたりして、トータルとして支払いが苦しくなりますよ・・・。
また、利用した際には必ず毎月の利用明細を確認することも忘れないようにしましょう!「毎月一定額の支払いだから明細なんて確認しなくてもいい♪」というのは間違いです(+o+)
利用明細を確認すると自分が考えていたよりも手数料が高額なことなどに気づくことも十分にあり得ます。当然支払いが完了するまでの期間が延びると、その分の手数料は増えていきます。少しでも支払いの残高があるうちに新たにリボ払いで買い物をすると、さらに支払いの期間が延長されてしまいますよ。
計画的に利用しよう
リボ払いはクレジットカードに限らず、消費者金融や銀行のカードローンにもあります。利用金額に応じた手数料の比率もそれぞれ異なりますので注意しましょう。また、よく混同されがちな点ですが、分割払いとの違いも理解しておきましょう。
分割払い⇒それぞれの買い物が独立した契約になります。そのため、購入した商品に応じて支払回数や支払い期間が決められます。
リボ払い⇒支払い残高によって手数料や支払い期間が決められるので、時々に応じて手数料などの内容が変動することになります。リボ払いを支払いの多くに追加で用いていると、支払い残高の額が大きくなって予想以上の支出となることもあります。
使用するクレジットカードの選び方も慎重に行いましょう!
リボ払いは新たな買い物で支払い残高が増えると、支払機関や手数料が変動するわかりにくいシステムです。より注意してクレジットカードの利用規約を確認しておく必要があります。
もしも、そうした確認不足でいつの間に返済期間が延びてしまっていた場合には、できる限り繰り上げ返済をしていきましょう。1円でも早く返すことによって手数料や支払い期間を短くすることができ、それは最小限の負担で食い止める方法となります。
一気に支払い額を前倒しできない場合には、毎月の返済額を数千円でもいいので多めに返そう!
リボ払いは場合によっては毎月の返済額はほとんど金利分に当てられ、元本を減らすまでいっていないこともあります。例えば5000円でも多く毎月返済していくだけでも、数十万円もトータルの返済額で節約できることもありますからね。
また、リボ払いの分を、金利の安いカードローンに借り換えるという方法もあります。リボ払いの手数料を長期間支払っていくより、リボ払いの分をカードローンで借りて完済し、その後はカードローンで支払いをしていく方がトータルの支払いを安くすることも可能です。
リボ払いは便利な反面、十分に注意点を意識して利用すべきサービスといえるでしょう。
知らない間にリボ払い地獄に迷い込んでしまうことがないよう、計画的な利用を心がけましょう。そうすれば、リボ払いのメリットを十分に生かした活用法ができるはずです(^_-)-☆